紅茶に期待できる健康作用
リラックスタイムやお気に入りの味わいを楽しむために活用される紅茶には、驚くほどの健康効果があります。
ほっと一息入れる時に最適な飲み物ですが、単なる雰囲気だけではなく実際の実力を伴っています。そんな紅茶にはどのような健康効果があるのか、簡単にまとめました。
目次
含まれる栄養素が多い!
紅茶に含まれる成分は意外にも多く、ビタミンB1・B2、ナイアシン、カルシウム、カリウム、などの人体に必須のビタミン類やミネラルに加えて、テラフラビン(ポリフェノール)、紅茶フラボノイド、カフェインという茶葉特有の有効成分を含んでいます。
紅茶独特の赤い色素はテラフラビンによるものであり、ポリフェノールの一種にあたります。これらの有効成分の持つ健康効果は凄まじく、詳細に調べだすときりがないのですが、まずはポリフェノールによる抗酸化作用が強力です。
ポリフェノールの万能さ
人体に溜まっていく余分な糖や過酸化酸素を抑制し排出を助ける効果のおかげで。血中コレステロールや血糖値の上昇抑制、動脈硬化防止などの影響を及ぼします。これだけでも相当なメリットで、実際紅茶を適度に飲む(一日3~4杯程度)人は、ガン細胞の発生率を抑えられるという研究もあるほどです。
お茶全般にはそれなりの健康効果があるのですが、紅茶もその威力を存分に発揮してくれます。紅茶にはカテキンも含まれており、カテキンは糖分を分解する作用を発揮します。同じくカフェインにも脂肪分解・燃焼促進の効果があり、総じて紅茶はダイエットに効果的な飲み物です。
この脂肪が溜まるのを防ぐ効果は特に内臓脂肪に対して効果的で、中性脂肪の溜まりがちな現代の生活に最高にフィットします。またミネラルを豊富に含むことで、本来の食事の栄養素を上回るほどではないものの、補助食品として立派な効果を持っています。
殺菌作用
紅茶には殺菌作用もあり、体内や粘膜に付着した雑菌などをやっつけてくれる効果が期待できます。なんと出がらしや薄まったものでも効果があり、市販のうがい薬よりも安全で殺菌効果が高いと言われています。
風邪やインフルエンザに効果的で、体を温める効果と合わさって冬場では体に良い最強の飲み物としての性能を誇ります。ですので紅茶でのうがいや、水虫菌にも効くことから足を洗うことさえ推奨されています。
まとめ
過度のカフェイン摂取による悪影響などもあるものの、適度な範囲であればメリットの方がはるかに多い紅茶。今からでも遅くはありませんので、日常生活に紅茶を取り入れるのはいかがでしょうか。